北海道胆振東部地震から1年 防災について考えてみた

今日、自宅に届いた札幌市の広報誌に載っていた記事を読んで、改めて地震や防災、災害に備えることを考えてみました。

以下、「広報さっぽろ」より抜粋

昨年9月6日未明に発生し、道内に甚大な被害をもたらした北海道胆振東部地震。市内の広い範囲で震度5以上の揺れに見舞われ、災害の怖さや生活に与える影響の大きさを痛感させられました。

 

発生時刻:平成30年9月6日3時7分

震源地:胆振地方中東部 深さ37㎞

最大深度:胆振で7

マグニチュード:6.7

札幌市内での被害東区で6弱

人的被害:死者3名

負傷者:297名

建物被害:住家10,802棟(うち全壊99棟)

避難者数:最大約1万人

 

当時のことはよく覚えていて、寝ているときに揺れがあり、「これは大きいな」と思いながらとりあえず、娘二人を守るために布団を被せたのは覚えています。

正直、この時は「でかかったな」くらいで特に事の大きさにはまだ気付いていませんでした。

災害の備えをしていなかった家庭は35% 

 その後、朝5時~6時くらいだったか、まわりも慌ただしい感じがしてきて、SNSの情報から、「これは大変だ」と思って、とりあえず、断水になる前に風呂に水を溜め、コンビニに食料やら飲み物を買いにいったのを覚えています。

コンビニは、予想以上に混んでいたものの、少しは缶詰とか食料を確保。カードもまだ使える状況だったので文明に感謝。

 

その後は、近くに住む義父母宅に泊まらせてもらって、いろいろ助けて貰いました。

そういえば、娘二人も事の大きさに気付いていなかったのか、おじいちゃん、おばあちゃんもいることで安心したのか不安に駆られたり、取り乱すことはなかったなぁ。

 

父母の二人だけだと、やることが多すぎて娘にかまってあげることもできなかっただろうから、近くに親族がいるとこういう時には非常に助かりますね。

長女に至っては2~3日泊まって楽しんでいたし・・・。

 

これからも大きな地震は来る?

 

広報誌によると、いつ起こるかは書いていないものの、最大震度7地震を想定しているらしい。

以下、「広報さっぽろ」より

市では札幌に大きな地震を引き起こす原因として、3つの断層を想定しています。中でも市全域における被害が最大になるのは 月寒断層。市街地の大部分は震度6強、6弱の激しい揺れになり、10万棟以上の建物が倒壊する恐れがあります。

 

と、札幌市では胆振東部地震より大きい震度7を想定しているようで、冬に発生した場合、死傷者は4万人以上を想定しているよう。

 

まとめ

いろいろと思い出してみると、長くなりそうなので一旦まとめ。

 正直、東日本大震災で防災の意識は変わったものの、札幌でこれだけ被害も大きい地震が来るとは考えていなかった。本当に、冬じゃなかったことが不幸中の幸いといえる。

 

自分の今の防災の意識では、二人の娘を死なせてしまうのではないのか、思い出すと不安になってしまった。

 

あと、今、私は家を探しているが、清田区液状化や、東区の道路陥没などをみると、札幌であっても土地の地盤は様々でどこでも安心できるとは限らない。

 

今度は、冬の防災、備えはどんなものが必要か具体的に考えてみたい。

そのうち、家の耐震性についても記事にしてみよう。